働き方のホント

公共工事と民間工事、働き方はちがうの?

施工管理の働き方は、公共工事と民間工事でちがうの? 国土交通省の令和6年度の調査の数字と、時間外労働の上限をもとに、数字の読み方と会社への聞き方をやさしく整理します。

求人を見ていると、「公共工事が中心」「民間工事が中心」といった言葉が出てきます。「これって、働き方にちがいがあるの?」と気になる人も多いはずです。

調査の数字を見ながら、ゆっくり読み解いてみましょう。

そもそも、公共工事と民間工事って?

ここは運営会社の説明です。たとえば、道路や学校などは公共工事、住宅や店舗などは民間工事のことが多い、と言われています。

国の資料には、仕事の中身のちがいまでは書かれていません。だから、このページでも「公共だとこんな仕事」とは言い切りません。

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調査の数字は、どうなっているの?

国土交通省の令和6年度の調査(適正な工期設定による働き方改革の推進に関する調査)で、技術者の平均的な休日の取得状況で、4週8休以上は全体で28.6%でした。

内訳を見ると、公共工事がほとんどの会社では52.3%、民間工事がほとんどの会社では15.8%です(国土交通省の資料より)。数字だけを見ると、大きな差がありますね。

数字の読み方のコツ

  • 28.6%は、建設業全体の平均的な姿です
  • 52.3%や15.8%も、調査全体の平均で、1社1社の話ではありません
  • 公共が中心でも民間が中心でも、会社によって休み方は変わります

同じ調査では、全体でいちばん多かったのは「4週6休程度」の39.6%でした。4週8休以上は、まだ全体の3割ほどということです。

「公共なら安心」とは言えないの?

そこは大切なところなので、はっきりお伝えします。調査の数字から言えるのは、全体の傾向だけです。公共工事がほとんどの会社でも、休みの取れ方は会社ごとにちがいます。

「公共工事の会社だから休める」と決めつけず、気になる会社の様子を、ひとつずつ確かめるのがおすすめです。数字は、会社選びの「ものさし」のひとつと考えてくださいね。

2024年4月からのルールも、いっしょに

建設業は、2024年4月から時間外労働にも上限が決まりました。原則は月45時間・年360時間までです(厚生労働省 新潟労働局の資料より)。公共でも民間でも、この決まりは同じです。 なお、災害の復旧・復興の工事には一部例外があります。

くわしくは、施工管理って、残業ばかり?の記事も見てみてくださいね。

会社に聞いてみよう

聞いてみたいこと

  • 工事は、公共と民間のどちらが中心ですか?
  • 技術者の休みは、月にどのくらい取れていますか?
  • 忙しい時期は、いつごろですか?

聞きにくいときは、LINEで相談してもらえれば、いっしょに整理できます。

次の一歩

  1. 気になる求人の工事が、公共か民間かをチェックしてみる
  2. 面接での休みの聞き方は、休みや残業を聞いていい?の記事へ
  3. 数字をほかにも見たい人は、数字で見る建設業の記事へ

働き方は、知れば選べます。応援しています。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!

参考にした資料

  1. 国土交通省「建設業、不動産業界の最新動向」(令和8年4月・香川県サイト掲載)
  2. 厚生労働省 新潟労働局「建設業向け 時間外労働の上限規制の資料」

出典の確認と最終の見直しは運営会社が行っています。