資格と学び方

1級と2級、施工管理技士ってなにがちがう?

施工管理技士の1級と2級のちがいを、受けられる年齢・現場での役目・技士補の3つで整理します。どちらから目指すかのヒントつきです。

施工管理技士の資格には「1級」と「2級」があります。「どっちを目指すの?」「何がちがうの?」と、はじめの一歩で迷う人は多いはずです。

ここでは、国土交通省の資料で確かめられたちがいだけを、やさしく整理します。

1級と2級、なにがちがう?

施工管理技士の1級と2級のちがいの図 第一次検定を受けられる年齢は、2級が17歳以上、1級が19歳以上(年度末の時点)。2級の技士は主任技術者に、1級の技士は監理技術者または主任技術者になれる。1級の技士補(主任技術者の要件がある人)は、監理技術者の職務を補佐する人になれる。 2級 1級 第一次検定を受けられる年齢(年度末の時点) 17歳以上 19歳以上 技士(第二次検定に合格)になると 主任技術者 監理技術者 ・主任技術者 1級の技士補は、監理技術者の補佐になれる(要件あり)
国土交通省の報道発表(受検資格の見直し)と技術検定のページをもとに、本文の内容を図にしました。

そもそも、種目っていくつあるの?

施工管理技士の種目は、全部で7つです。土木、建築、電気工事、管工事、電気通信工事、造園、建設機械の7種類で、どの種目にも1級と2級があります。

つまり「施工管理技士」といっても、1つの資格ではありません。「建築の2級」「土木の1級」のように、種目と級の組み合わせで呼ばれます。

たとえば

「建築の2級施工管理技士」と聞いたら、「建築の種目の、2級の資格」と読めばOKです。

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受けられる年齢は、ちがうの?

第一次検定を受けられる年齢には、決まりがあります。国土交通省の資料では、1級は19歳以上、2級は17歳以上(どちらもその年度の末の時点)とされています。

なお、資料では1級・2級の年齢が書かれていて、種目ごとの細かい案内は試験を行う機関のページで確かめる形になります。受けたい種目が決まったら、その案内を見てくださいね。

現場での役目は、どうちがうの?

ここがいちばん大きなちがいです。国土交通省の資料では、次のように説明されています。

  • 1級の技士は、監理技術者または主任技術者になれる
  • 2級の技士は、主任技術者になれる

主任技術者も監理技術者も、工事現場に置くことが決まっている「技術上の管理をする人」の呼び名です。 資格の名前ではなく、現場での役目の名前なんですね。

さらに「技士補」という呼び名もあります。第一次検定に合格した人が名のれる呼び名で、1級の技士補(主任技術者の要件がある人)は、監理技術者の職務を補佐する人になれると、資料にあります。

1級の第二次検定への道すじ

1級の第一次検定に合格したあと、監理技術者補佐として1年以上の実務経験を積むと、1級の第二次検定を受けられると、よくある質問のページに書かれています。

で、どっちから目指したらいいの?

ここからは、運営会社の考えです。 公的な資料が「こちらが正解」と決めているわけではありません。

  • 年齢の面でも、2級のほうが入り口は広めです。まず2級から、という考え方があります
  • 現場での役目を広げたいなら、1級が目標になります

どちらにしても、合格は約束できません。働きながら受験を目指す人もいるので、まずは自分の目標と、いまの状況に合わせて選ぶのがよさそうです。

次の一歩

  1. 気になる種目を1つ、決めてみる
  2. 資格を持っていなくても始められるかは、資格がなくても始められる?の記事へ
  3. 試験のしくみをくわしく知りたい人は、技術検定のしくみの記事へ

どちらの級も、はじめの一歩は「知ること」から。応援しています。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!

参考にした資料

  1. 国土交通省「技術検定(技士補・技士・配置との関係)」
  2. 国土交通省「技術検定の種目と指定試験機関」
  3. 国土交通省 報道発表「技術検定の受検資格の見直し」
  4. 国土交通省「令和6年度以降の技術検定 よくある質問」

出典の確認と最終の見直しは運営会社が行っています。